三浦半島・荒崎海岸トレイル(三崎口からヒマワリの花畑へ)
8月から続く雨模様の天気が、9月に入っても一向に持ち直さない9月中旬、わずか1日だけ晴れ予報という日を狙って三浦半島荒崎の海岸を久しぶりに歩いてみた。前回の大楠山トレッキングで海の眺めを楽しみながらのトレイルは神奈川ならではの楽しみ方の一つと思い、今回は眺めるだけでなく、潮の香りを感じつつ実際に海岸沿いを歩きながら、束の間の晴れ間を楽しもうという趣向だ。
まずは京浜急行線の三崎口から三戸浜海水浴場に出て黒崎の鼻へと海岸を歩いてみよう。既に海水浴シーズンは過ぎたとはいえ、今日は天気も良く少し汗ばむ機構が猶更潮風の爽やかさを感じさせ、絶好のトレッキング日和だ。遠く相模湾の向こうには富士山もくっきりと姿を現し、トンビが青空を舞う様は、昨日までの雨模様のじめじめとした天候を束の間忘れさせてくれる。そして黒崎の鼻の突端に立てば、正面は海、後ろを見れば断崖とまるで海の上にいるような錯覚をおぼえる。



再び海岸沿いを歩いて、いったん内陸に戻ると、次は和田長浜海水浴場経由で永井海の手公園ソレイユの丘を目指そう。カインズさんの脇を通り抜け、初声町を取り圓徳寺の脇を抜けると和田長浜海水浴場が見えてくる。こちらは海岸も長く、この時期でも日光浴をする人や、釣りをする人、泳ぐ人等で近場に駐車場もあり、結構な人の賑わいがある。近場に岩場もあり、シュノーケリングやデイキャンプも楽しめそうなところだ。因みにこの海岸を歩いていると、知らぬ間に三浦市から横須賀市へと越境しているので、地図を見ながら歩くのも一興かもしれない。



今日はこの後、ソレイユの丘で昼食休憩の予定なので、ここを後にして和田長浜の住宅街を抜けて、少し丘を登っていくと、ちょうどBBQサイトに突き当たるので、そこを右折して道なりに行けば、ソレイユの丘入口だ。こちらの施設は入場は無料。中では無料のブランコや滑り台を楽しんだり、アスレチックやジップライン、メリーゴーランド等の体験施設から温泉まで一日楽しめそうな施設だが、今日のお目当ては夏の最後のひまわりの花畑だ。入って正面のフラワーガーデンには、この時期たくさんのひまわりが植えられて、来場者を迎えてくれるのだ。



さて、最後はこのまま次の荒崎公園へと向かおう。ソレイユの丘を出て海岸方面の荒崎バス停を目指せば、しばらくして長井荒井漁港が見えてくる。そのまま海沿いを歩けば10分程で荒崎公園に到着だ。公園入口には無料駐車場もあり、釣りや磯遊びを楽しむ人たちも大勢いるようだ。駐車場を抜けてピクニックの丘を越えると、再び相模湾が見渡せる岩場へと出られる。左手に荒崎十文字洞、中に入ると向こうに海の上に弁天島が見渡せる。弁天島の手前に奇跡の橋が架かっているが、今は通行禁止の為、残念ながら島へ渡ることはできない。時間に余裕があれば、ピクニックの丘方面へ戻って、展望台や夕日の丘から海を眺めて見るのも良いだろう。夕方の日が沈むころには、富士山に沈むきれいな夕日が楽しめるかもしれない。


ここから先は再び黒崎バス停に戻り、バスで三崎口駅へと向かおう。帰りは三崎のマグロとさざえをお土産に買って、今日一日の天気に感謝しつつ、家でゆっくり楽しむとしよう。約11km4時間のトレッキングは三崎の海外沿いを歩き、遠く富士山を眺め、美味しい空気を一杯吸って、爽やかな潮風を浴びて、最後のひまわりを愛でる、最高の一日だった。


